株式会社VITA

株式会社VITAは、関わるすべての人を活き活きとさせるミドルウェア専門のシステムエンジニアリングサービス会社です。ミドルウェアは、どのシステムにおいてもなくてはならない、システムの「かなめ」と言える分野です。VITAではミドルウェアに特化することで、市場価値の高い分野で質の高いサービスを提供しています。VITAの所属エンジニアは主にOracleソリューションとTivoliソリューションの2分野に分かれ、大手SIerなどのお客様先で常駐支援を行っています。ここ数年はデータ分析チームも立ち上がり、データ分析業務にも強みを持っています。今回は代表取締役の杉﨑さんに研修のご感想を伺いました。

研修を導入したきっかけを教えてください。

当社では新入社員を毎年5名以上を採用しており、ミドルウェア部門とデータ分析部門にそれぞれ配属しています。ただ、自社のエンジニアは原則お客様先へ常駐しているため、新人研修に充てるリソースが社内にないんですよね。ITCollegeには、ミドルウェア配属の新入社員をインフラコースでご指導いただいています。

過去には別の研修会社へ研修を委託していたこともあるんですが、3年前にITCollegeに切り替えました。過去には当社所属のエンジニアが、ITCollegeでインフラコースのサブ講師を務めさせていただいたこともあり、研修の質やサポート体制も熟知しているので絶大な信頼を置いています。

ITCollegeだけでなく、昨年はプログラミングスクールLIKEIT出身の卒業生を1名採用しました。彼もスクールで3ヶ月間しっかりJavaの教育を受けていたので、入社後に研修を受けてもらう必要もなく、すぐOJTに出せました。体制を作りたいけど応募数が足りないな、という時にLIKEITの卒業生を採用すれば、すぐ現場にアサインできるのでありがたいですね。

2020年度は通学とオンラインのハイブリッド型研修をご受講いただきましたが、運営体制やサポートはいかがでしたか?

緊急事態宣言の発令など流動的な状況下でも、ITCollegeの皆さんには柔軟にご対応いただけたと思っています。

当然ですけど、通学している受講生たちは「いつか自分もコロナに感染してしまうんじゃないか」って不安で仕方なかったと思うんです。
でも、緊急事態宣言が出されるまでの短い期間ではありますが、研修会場に毎日通って「働くってこういうことなんだ」って、実感できる場を提供していただけたのは大きいですよね。

当社も、本社機能は3月の時点でフルリモート化していたので、新入社員だけが研修会場に通学している状況だったんです。在宅でも仕事ができるということがこれだけ証明された今、これから社会がどう変化していくのか、メンバーと対面で働くことの価値をどう伝えていくのか、私たちがそれをどう価値として感じるか…社内でも色んな会話がなされました。

ただ、新入社員に限って言うと、卒業直後からフルリモートで働くより、学生と社会人との良い切り替えになったと思います。それに、たとえ離れた場所にいても、チームメンバーと一緒に協力して仕事を進めていくことには変わりありません。特に報連相や勤怠・自己管理などは人と対面している状態でできていないなら、リモートでは絶対にできるようになりませんから、通学で学んでもらえたのは大きいですよね。
感染症対策がされた安全な研修会場へ通学しつつ、緊急事態宣言が出てからはすぐにオンライン完結に切り替えて、予定通り2ヶ月間の研修を最後までやりきれたのは本当に感謝しています。

研修が明けてからは新入社員も全員リモートに移行しましたが、研修のお陰か真面目に働いてくれています。当社の場合はボイスチャットだけ繋いで、必要な時だけ音声でコミュニケーションを取っていますが、パフォーマンスは落ちていませんね。

貴社の場合、新入社員の指導で大切にしていることを教えてください。

失敗する可能性があってもチャレンジすること、失敗したことで「できなかった」という結果を得ることも、私は大事だと思っていますね。

だからこそ、VITA全体としては「ダメなものはダメ」と伝えることと、その「ダメ」の軸をしっかり持ちたいと思っています。
ダメな状態のまま誰からも指摘されず、ズルズルと実務に入ってしまうのが、一番悪いことだと思うんです。自分の行動に対して、その場で「それはダメです」と指摘されないと、軌道修正していくのが難しい。

特に新卒の場合は研修期間中の4月~5月が一番「仕事に取り組む姿勢」を定着させるのに大事な時期なので、ダメなものはダメとしっかり伝えてほしいと考えています。

研修中の3分間スピーチを例に出すと、実は年々指導が優しくなっていっています。時間管理や納期意識はしっかり指導していたいだいていますが、「自分の行動・発言で相手がどう感じるか?」といった主観的な部分は本人が自ら気付いて、自主的に行動することを重視していると伺っています。

当社の新入社員は例年ITCollegeの研修を受講するので、後輩の3分間スピーチにも注目してる先輩社員も多いんですよ。中には、3分間の持ち時間に対して、スピーチ時間は前後10秒しか誤差が許されなかった世代もいます。

その子たちは少し時間がズレただけで「練習は何回しましたか?この指摘を受けている間、他の受講生の時間が無駄になってしまう、とは考えませんでしたか?」など、事前準備の大切さ、準備しなかった結果をフィードバックされていたんです。

これは3分間スピーチに限った話ではなく、仕事全般で意識するべき考え方ですし、「この部分は準備しないと指摘される」という課題が明確にできるから、厳しく指導していただけたのが本当にありがたくて。

だからこそ、「え?今年は優しくない?」って違和感を感じる先輩社員もいるんですよね。

怒鳴って指導してほしいとか、2ヶ月間の研修期間中は常に厳しくチェックしてほしいとか、そんなスパルタなレベルは求めていないです。IT業界は売り手市場なので、苦労して採用した新入社員だから辞めさせたくない、まずは定着させたい…という企業が多いという気持ちも分かります。そこは当社も足並みを揃えないといけないな、とは思うんですけどね。

でも、チャレンジしたら本当はできるようになるはずなのに、課題のハードルが低かったり、結果がダメでも指摘されないままズルズル実務に入っても、本人の成長が遅くなってしまう。だからこそ、当社の新入社員はこれからも「ダメなことはダメ」としっかり教えていただけたら嬉しいですね!